他にも、AIやARといった新しい情報処理技術の取り込みや映像配信機能の実装、更にはパートナー様とのコラボを通じてIoT分野への応用範囲の拡大を図る等様々な取り組みをしております。どうぞご期待ください。
弊社はこれまではミドルウェア専門メーカーとして歩んで参りましたが、@HywayRの更なる普及を目的として、これから@HywayRならではの(データコレクティングを始めとする)クラウドサービスを自ら企画・運営して行く方針です。SI’erの皆様が、重要ではあるが、極めて煩わしいデータコレクティング機能の実装作業から解放されるようになります。こちらもご期待頂ければと思います。
この20年間、情報技術(IT)が日進月歩に進化を遂げてきたのは事実ですが、@HywayRのように通信プロトコルという視点から創意・工夫を施すことでできたものは殆どありません。弊社としては、ITプラットフォーム等の基礎技術が欧米勢に独占されている中、アジア発のものとして@HywayRを世界に羽ばたくものに育てて行くべく、これからも研鑽を続けて参ります。
@HywayRは日中ITリソースの採長補短により生まれたITプラットフォームだとすれば、弊社の新たな事業の柱として期待されているもう一つの事業――越境ビジネスは日中消費市場の採長補短をする為のビジネスプラットフォームと言えます。
越境ビジネスは既に盛んに行われているのに今更、と思われるかもしれませんが、実態はそう楽観できるものでもないのです。客観的なものと主観的なもの、また民間レベルのものと政府レベルのもの、と様々な貿易障壁が依然として立ちはだかっているのです。弊社が一プレーヤーとして(弊社含め四社が)参画しているSECTというスキームでは、こういった障壁を無くすべく仕入・物流・通関・決済をワンストップサービスとして提供することを目指しております。また、メーカー様の権益だけでなく、消費者様の権益も守る為、『王道』を行こうと決めてスタートしたこのスキームは、「安心、安全、安定 」をモットーにしております。将来的にはITを駆使して電子通関も視野に入れたB2B版の越境ECプラットフォームを目指す方向と致しております。
日本は、世界でも比類ない優れた消費文化を持っています。この優れた消費文化を海外、とりわけ中国の消費者様にも広く共有して頂けるようになれば、民間レベルの文化交流、ひいては相互理解が促進されるものです。消費文化の交流を通じて日中がお互い繁栄を分かち合えるような関係になればと願って止みません。
ここから先も、様々な試練が待ち構えているでしょうが、「創造・繁栄・博愛」という企業理念の下、「天(時)・地(利)・人(和)」という先人の知恵を大事にしつつ、革新的価値を創造し社会に貢献すべく、ベンチャー精神を忘れずに挑戦し続けます。
「Challenging for the Future」 (未来を切り開くために挑戦を!)を合い言葉に、社員一同、精励努力して参りますので、引き続きご愛顧・ご鞭撻頂きますよう宜しくお願い申し上げます。